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チューダー、クロノグラフ50年の歴史

1970年にチューダーが同社初のクロノグラフ、「オイスターデイト」を発売してから半世紀が過ぎた。個性あふれるデザイン、汎用手巻きムーブメントから自社製ムーブメントへの変遷など、進化を続けるその歴史を辿る。

50年の節目を迎えたチューダー製クロノグラフの歴史を振り返る
SERIES 7000 “HOMEPLATE”



記念すべき最初のクロノグラフである「Ref.7031」。ロレックスのデザインを踏襲したモデルが多いチューダーだが、このモデルはそれまでのどれとも似ていない、オリジナリティに溢れたデザインを持つ。
 記念すべき最初のクロノグラフは、「オイスターデイト」と名付けられた。ベゼルの仕様が異なる3モデルが開発され、そのうち2モデルが市販された。グランドセイコー腕時計いずれも手巻き式クロノグラフムーブメントであるVALJOUX 7734を搭載し、信頼性の高い実用クロノグラフとして人気を博した。デザイン面の評価も高く、独特のインデックスの特徴から、ファンからは「ホームベース」と呼ばれ親しまれている。

SERIES 7100 “MONTE CARLO”



1971年に登場した、ブルーとグレーのダイアルが特徴的な「Ref.7149/0」。現在のチューダーのシグネチャーカラーの一つであるブルーを初めて採用したモデルである。
 続いて、1971年に登場したのはカジノのルーレット盤を想起させるダイアルから、「モンテカルロ」と呼ばれているモデルである。ムーブメントはVALJOUX 234に変更された。前作のカム式からコラムホイール式に改められたことで、クロノグラフ機構のより精密な制御が可能となった。また、ブルーのカラーバリエーションモデルが登場し、特徴的なダイアルデザインと共に、今でも同社の代表するモデルの一つとして知られている。

SERIES 9400 AND 79100 “BIG BLOCK”



同社初の自動巻きクロノグラフの一つである「Ref.9430」。コレクターの間で「エキゾチック」と呼ばれ、オレンジの差し色が効いたダイアルが魅力的なモデルだ。
 そして1976年、時代の波に乗り、チューダーのクロノグラフは遂に自動巻き機構を獲得する。絶大な信頼性を誇るクロノグラフムーブメントとして、今も数多のブランドが採用しているVALJOUX7750を搭載して登場したのが、通称“BIG BLOCK”である。自動巻き機構を収めるために厚めのケースを採用したことがその由来である。ムーブメントの変更によって、インダイアルが3つとなり、日付表示窓は袖口からも見やすい3時位置となった。ダイアル上の表記から、「クロノタイム」の名で呼ばれることもある。


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悠久歴史腕時計ブランド URL 2021年08月19日(木)19時28分 編集・削除

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